石油市況＝原油は反落、アジアの時間帯の夜間取引安で

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/08   86,000 -1,000  2025/08   88,000     ±0  2025/07   68,990   -820
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15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近 3月限　72.00 ドル -1.16
ブレント原油 　 夜間取引　期近 4月限　75.26 ドル -0.70
ドル・円相場　15:45 現在   155.18 円  前営業日比  0.22 円の円高
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【市況】
　東京石油市場は反落。前日の海外原油先物は期近から上伸して引けたが、すでに急伸
していた前日の国内大引け時点の夜間取引より下落していることや、この日のアジアの
時間帯の夜間取引が午後から下落していることに圧迫された。為替は前夜の海外市場で
一時１ドル＝１５４円近辺まで円高に振れたあと、この日は再び１５５円台前半まで戻
している。この日のドバイ原油の現物は朝安のあと午後からさらに軟化している。
　原油は期近２本が４ケタ安、他限月は３ケタ後半安で引けた。ガソリンは名目値で下
落、灯油は約定せず値動きなし。

　前営業日比は、ガソリンが出来ずだが、名目値で１０００円安。灯油は出来ず、軽油
も出来ず。原油が１０５０〜８２０円安。中京ガソリンは出来ずだが、名目値で
２０００円安、灯油も出来ずだが、名目値で２０００円安。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が２２１５枚。中京
ガソリンが０枚、中京灯油が０枚。

【原油７月限は高下後引けは６万９０００円台割れ】
　東京原油は反落。国内夜間取引の序盤にこの日の高値を付けた後、前半はもみ合いと
なっていたが、中盤に崩れてこの日の安値を付けた。その後は戻したものの、日中取引
の午後には海外原油の夜間取引安で再び上値が重くなった。
　原油６番限である７月限は国内夜間取引の序盤に付けたこの日の高値７万０２５０円
から中盤には６万８４９０円まで崩れた。その後は戻したが、日中取引の午後に再び６
万９０００円台を割り込んだ。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は下落。３月限は午後３時４５分現在、前日
比１．１６ドル安の７２．００ドル辺りで推移。
　午後２時０１分から米国の１０％の対中輸入関税が発動されたことに圧迫された。ま
た中国も報復として米国に石炭と液化天然ガスに１５％、原油に１０％の関税を課すと
している。

MINKABU PRESS

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