米中間で貿易紛争が勃発したが、穀物相場は冷静に対応している。米国の関税発動、 中国の報復宣言と通商環境は揺れ動いているが、大きく売り込んでいく必要性は認めら れなかった。中国政府が報復関税の発動を10日に設定したこと、トランプ大統領が交 渉に意欲を示していることもあり、予想されていたほどに厳しい環境ではないと評価さ れている。ただしコモディティ市場では、原油が売りで反応する一方、非鉄金属が買い で反応するなど、この問題の評価は割れている。関税発動と同時に急落する展開が見送 られたことはポジティブだが、マーケット環境が落ち着いているとは言い難い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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