［今日の視点］石油＝上昇へ、海外原油の戻り歩調が強まる

　国内市場は上昇へ。２０２５年７月限で１４００〜１８００円高程度を想定する。海
外原油が続伸したことや、円安・ドル高が国内市場を押し上げるだろう。円相場は１ド
ル＝１５２円半ばで推移。
　海外原油の下落が一巡した後、戻り歩調が強まっている。何が焦点となった戻りなの
か判然としないものの、米国のイラン制裁リスク、米国のロシア制裁による供給圧迫、
パレスチナ自治区ガザ停戦合意の破綻リスク、米軍を含めたガザ地区の混乱リスクな
ど、主に中東を警戒しなければならないと思われる。
　トランプ米大統領はほぼ毎日のようにガザ地区を米国の手中に収めると述べており、
米軍が直接的に介入する可能性が高まっている。イスラエルによる停戦合意違反を受け
て、イスラム組織ハマスが今週末土曜日の人質解放を見送ると発表すると、トランプ米
大統領は人質を解放しなければ地獄を見ることになると警告しており、何が始まるのか
身構えておいたほうがよさそうだ。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 マネーストック 2025年1月（日本銀行）
【朔望】22:54 満月 満月
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2025年2月限（ICE EUROPE）
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】22:30 消費者物価指数 2025年1月（労働省）
【経済】2/13 04:00 財政収支 2025年1月（財務省）
【工業】2/13 00:30 週間石油統計（EIA）
MINKABU PRESS

• シンガポールゴム市況＝ＴＳＲ、ＲＳＳともに堅調
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• 原油・石油製品供給統計週報＝石油連盟
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• プラチナ午前＝プラチナは総じて続伸、金の軟化・円高にも買い優勢
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  05/14(水) 11:13