［今夜の視点］金・銀＝米大統領の関税発言が支援

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、欧州時間に買われたが、利
食い売りなどが出て上げ一服となった。アジア市場では、朝方の２９３４．９９ドルか
ら、米大統領の関税発言などを受けて２９４１ドル台まで上昇したのち、ユーロ高一服
を受けて上げ一服となった。午後に入ると、ユーロ高が再開し、押し目を買われると、
２９４６ドル台まで上昇した。
　トランプ米大統領の関税発言を受けて押し目を買われた。一方、ロシアのプーチン大
統領は、トランプ米大統領が意欲を示す両国の首脳会談に前向きな姿勢を示した。ただ
制裁緩和など米側の歩み寄りが必要としており、ウクライナの停戦交渉の行方を確認し
たい。今夜は米新規失業保険申請件数や２月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数の
発表がある。
＜今夜の予定＞
・独生産者物価指数 2025年1月（連邦統計庁）
・米新規失業保険申請件数（労働省）
・米製造業景況指数 2025年2月（フィラデルフィア連銀）
MINKABU PRESS

• ＮＹ金４月限は１２．５ドル安の２９４３．６ドルで推移
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• ＮＹ原油４月限は０．６１ドル安の７１．８７ドルで推移
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• 東京貴金属夜間中盤＝金先限は９円安の１万４２５１円
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• 東京石油夜間中盤＝原油７月限は４１０円安の６万８５００円で推移
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• ［表］海外ゴム先物＝テクニカル指数（２１日付）
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  02/21(金) 21:25