●短期見通し原油、戻り売り優勢の地合が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 改めて需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。70ドルの節目を完全に割り
込んでいる。米通商環境の不安定化を受けて、景気リスクの織り込みも強化されてい
る。素材市況全体の上値が圧迫されている。イラン産の供給不安が材料視されると瞬間
的に上昇するリスクを抱えるが、断続的に値位置を切り上げていくことは難しいだろ
う。80ドル水準で天井を確認し、65〜75ドル水準にコアレンジを切り下げる局面
が続く見通し。70ドル割れからさらに急落すると、短期修正高狙いの物色妙味も浮上
する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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