石油午前＝上昇、米国はベネズエラ産原油の輸入を停止へ

　午前の石油市場は上昇。トランプ米大統領がベネズエラからの原油輸入を停止すると
発表したことが買い手がかり。トランプ米大統領の関税戦争による景気リスクは重しだ
が、このリスクを背景に石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスが４月からの増産を見送る
可能性があることは支援要因。円相場は１ドル＝１４９円前半で円買い・ドル売りが優
勢。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
　日中取引開始後、原油の２０２５年７月限は上げ幅をやや縮小。一時６万５８７０円
まで押し戻された。
　午前１１時０９分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
１１０〜１４４０円高。
　午前１１時０９分現在の出来高はガソリンが０枚、灯油が０枚、原油が８４２枚。
【本日は米ＰＣＥコアデフレータの発表】
　本日は１月の米ＰＣＥコアデフレータが発表される。米連邦準備制度理事会（ＦＲ
Ｂ）が重心する物価指標であり、普段は注目されている。ただ、物価見通しがトランプ
米大統領の関税政策に左右されることは注目度を限定している。
【海外原油夜間取引＝軟調】
　ニューヨーク時間外取引で４月限は前日比０．３２ドル安の７０．０３ドルで推移。
本日これまでのレンジは７０．０２〜７０．１７ドル。
MINKABU PRESS

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