金相場は先週末に2850ドルを一時割り込んだのに対して、週明け後は2900ド ル台を回復する荒れた展開になっている。ファンドの買い玉整理のニーズが強く、金相 場の優等は一服している。一方で、通商リスクの高さ、中央銀行の金準備増強の動きな どから、押し目での物色意欲は依然として旺盛とみられている。このため、今週は「調 整売り」と「押し目買い」のパワーバランスが均衡する価格水準を打診することにな る。まだファンドの買いに過熱感が残されていることで、持高調整のニーズは強いが、 高値から100ドル幅の急落となったことで押し目買いのニーズも強い。既に底入れを 確認したのであれば意外感が強いが、いずれにしても調整売りを消化・吸収できるだけ の押し目買いのニーズはある。短期調整圧力の有無に留まることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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