[今夜の視点]海外原油=続落か、関税戦争による景気悪化懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.52ドル安の67.85ドルで推
移。本日これまでのレンジは67.76〜68.46ドル。
 今晩の海外原油は続落か。石油輸出国機構(OPEC)プラスが4月から自主減産の
縮小を開始すると発表したことや、トランプ米大統領の関税政策を背景として世界的な
景気悪化懸念が強まっていることが相場を圧迫するだろう。トランプ米大統領は中国に
対する関税を10%上乗せしたほか、カナダやメキシコからの輸入品ほぼ全てに対する
25%の関税が発動し、世界的な景気悪化や需要下振れが警戒されている。ただ、カナ
ダ産原油に対する10%の関税は米国内の価格を押し上げるため、下げ幅は限定されそ
うだ。
<今夜の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 国際収支 2024年10-12月期(連邦統計局)
【経済】09:30 小売売上高 2025年1月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 労働力調査(失業率) 2025年1月(総務省)
【経済】08:30 一般職業紹介状況(有効求人倍率) 2025年1月(厚生労働省)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 雇用統計 2025年1月(EUROSTAT)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:30 国内総生産 2024年10-12月期(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【工業】3/5 06:30 週間石油統計(API)
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