海外サマリー(4日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/ 4 2,920.6   +19.5  シカゴ大豆  2025/ 5   999.00  -12.50
NY銀     2025/ 5 3,238.1   + 7.1  シカゴコーン 2025/ 5   451.50  - 4.75
NYプラ    2025/ 4   971.9     0.0  NY原油   2025/ 4    68.26   -0.11
NYパラ    2025/ 6  956.00   -5.10  ドル・円               149.59   +0.11
*ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。
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◎NY外為=ドル円は148.05円まで下落もNY時間の終盤に149円台に戻す
 為替市場、前日のトランプ大統領の通貨安けん制発言などで、ドル円は一時148。
05円まで下げ幅を拡大した。ロンドン時間には一旦149円台に買い戻されていた
が、NY時間にかけて再び下値を試す動きとなった。
 下値では円ロングの調整も入っている模様で買いオーダーも観測されていたようだ
が、直近安値の148.60円をブレイクしたことで、買いオーダーも一旦後退したよ
うだ。ただしニューヨーク時間の午後に戻歩調となり、終盤に149円台前半に戻し
た。
 トランプ大統領の円安けん制発言だが、輸入インフレ絡みで、現在の円安を問題視し
ている日本の当局と方向感は同じではある。その意味でも今月19日の日銀決定会合は
注目される。いまのところ短期金融市場では据え置きが有力視されているようで5月を
本命視している。
◎NY貴金属=金はドル安・地政学リスクで続伸、PGMはまちまち
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金4月限は続伸。時間外取引では、アジア時間は小幅続伸で推移。欧州時間の取引開
始後にドル安から大幅高となり、30ドルを超える上昇となった。米トランプ政権がウ
クライナへの軍事支援を停止したことで地政学リスクの高まりも金買いにつながった。
日中取引では米国株がトランプ関税を嫌気し、大幅続落となっことでリスク回避の動き
から上げ幅を縮小。中盤にドル建て現物相場が2900ドル接近で買いが喚起されたこ
とでジリ高となり、20ドル近い上げ幅を維持して引けた。
 銀5月限は続伸。時間外取引はドル安・金高につれ高となり、25セント超の上げ幅
を維持。日中取引は米国株の下落が警戒され、手じまい売りで上げ幅を縮小したが、小
高く引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが総じて小幅続伸、パラジウムは小反落。
 プラチナ4月限は小幅続伸。時間外取引では、ドル建て現物相場がトランプ関税が警
戒され、上値重く推移から欧州時間で4ドル超の下落で推移。日中取引では、金が上げ
幅を縮小が上値圧迫要因ながら、金、銀に対して割安感があることや、ドル安から買い
優勢となった。
 パラジウム5月限は時間外取引から反落となり、欧州時間で5ドル超の下落。日中取
引で戻り鈍く、小幅安で推移。
◎LME=銅は貿易戦争激化が警戒され反落、アルミ・ニッケルは続伸
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2613ドルで小高く取引を開始。序盤に2620ドル
台まで値を切り上げたところで転売が出て値を落とした。その後は2614ドルを上値
抵抗線とする足取りがしばらく続いた。銅や米株の軟調な足取りにもかかわらず、米国
の時間にかけて浮上し、一時2626ドルの高値を記録。高値を離れた後は2614ド
ルが下値支持線として意識される底堅い足取りとなり小確りで取引を終了。アルミ合金
の上昇も追い風になったもよう。
 銅3カ月物は反落。9384.50ドルで軟調で取引を開始した後も9409ドルを
上値抵抗線とするもちあいが続いた。ドル安傾向を受けて米国の時間帯にかけて浮上し
一時は9416ドルの高値を付けた。しかし、トランプ政権によるメキシコ・カナダ及
び中国への追加関税発動を受けて貿易戦争の激化が警戒されたうえ、米株安も弱材料視
されて売り優勢の様相を強め、終盤に9335ドルの安値を記録。安値からの戻りも浅
く低迷したまま引けを迎えた。
◎NY原油=小幅続落、下値探りの後に切り返す
 ニューヨーク原油の2025年4月限は続落。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスが4月から協調減産の縮小を開始することや、関
税戦争の拡大による景気悪化や需要下振れが警戒された。米国は中国に対する関税を
10%上乗せしたほか、カナダやメキシコからの輸入品に対する25%の関税を発動し
た。中国やカナダは報復関税を発動させており、経済的な摩擦が強まっている。ただ、
米国はカナダから輸入している日量400万バレル規模の原油にも10%の関税を発動
させており、原油相場は安値から切り返した。米国の原油輸入に占めるカナダ産原油の
割合は約60%。
◎シカゴ大豆・コーン=共に続落、関税の報復合戦懸念や南米の好天で
 大豆は続落。米トランプ政権による中国からの輸入品に対する関税上乗せに対抗し、
中国が米国からの農産物輸入に対する報復関税を発表したことで米国の輸出不安が広が
り売り優勢となった。南米で引き続き穀物の生育に適した天候が広がっていることも弱
材料視され、期近の5月限はこの日の下落で昨年12月24日以来の水準まで値を落と
した。
 コーンも続落。トランプ政権によるカナダおよびメキシコからの輸入関税の発動や
中国からの輸入に対する関税の上乗せが実行に移されたが、これに対し中国も米国から
輸入する農産物に対する報復関税を発表したことで貿易戦争激化に対する警戒感が強ま
った。また、南米産地の好天や米国の今春の作付面積拡大見通しも引き続き弱材料とな
り、5月限は一時的ながら昨年11月26日以来の低水準を記録する軟調な足取りとな
った。
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