●短期見通し原油、６５ドル割れ打診が続く＝マーケットエッジ

　需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。７０ドル割れ定着が打診され、
６５ドル割れが試される見通し。米通商環境の不安定化に加えて、景気リスクの織り込
みも強化されている。需要不安が高まる中で、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスが予
定通りに４月に減産縮小に着手する見通しになっていることもネガティブ。価格低下を
受けて、ＯＰＥＣが減産縮小計画を取りやめるか、米国などの増産抑制の動きが強まる
までは、上値の重い展開になろう。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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