[今夜の視点]海外原油=反落か、景気悪化リスクと供給過剰懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.43ドル安の66.61ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.48〜67.34ドル。
 今晩の海外原油は反落か。先週末はロシアのノバク副首相の発言が相場を支えたが、
石油輸出国機構(OPEC)プラスが増産計画を再び修正するのか不明であり、売りに
押される可能性が高い。貿易戦争を背景に世界経済の見通しは悪化しているため、供給
過剰が意識されつつ、軟調な展開が続きそうだ。
 ただ、イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦を継続するのか不透明であるほか、米
国との協議をイランが拒否していることなど、緊迫感が高まりつつある。値動きの軸が
変わる可能性は想定しておくべき。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2025年1月(トルコ統計機構)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2025年1月(連邦統計庁)
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2025年1月(経済技術省)
◆ アメリカ ◆
【農産】3/11 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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