プラチナ午前＝プラチナは続伸、ＮＹ高と円安で

【場況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
　午前１１時２分現在の前営業日比は、プラチナが１４〜４２円高、プラチナミニが
２５．５〜３７．５円高、プラチナスポットが７９円高、パラジウムが出来ず。
　午前１１時２分現在の出来高は、プラチナが５１５０枚、プラチナミニが５４４枚、
プラチナスポットが５０３枚、パラジウムが０枚。
【ＮＹプラチナはドル安や金堅調が支援】
　プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。２月のの米消費者物価指数（ＣＰ
Ｉ）が予想以下となったことを受けてドル安に振れた。ただ貿易戦争に対する懸念から
ドル安は一服した。トランプ米大統領は４月２日に相互関税を発表する見通しであり、
関税の影響が引き続き懸念される。
　プラチナ先限は夜間取引で４６１３円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は１ドル＝１４８円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ（ドル建て現物相場）】
　プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の９８７．９１ドルから、もみ合い
となった。
　午前１１時現在、プラチナは９８５．３０ドル、パラジウムが９５７．８１ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが９７９．６０ドル、パラジウムが９４１．８１
ドル。
MINKABU PRESS

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