石油輸出国機構(OPEC)月報が発表された。世界石油需要見通しは2025年、 26年ともに修正はなかった。一方、2月のOPEC産油量は前月から15.4万バレ ル増、OPECプラス全体では36.3万バレル増となっている。特に大きな変動があ ったのがカザフスタンであり、前月から19.8万バレル増の176.7万バレルとな っている。昨年12月の144.9万バレルから大きく上振れし、減産合意の枠を焼く 30万バレル上回っている。カザフスタン・エネルギー相は、技術的問題として、過剰 生産分は穴埋めする方針を示しているが、4月からの減産縮小の議論が展開されている 状況で,大規模増産に踏み切ったのは何を意味するのか,思惑が交錯しやすい。確かな ことは,カザフスタンが合意を無視した増産を続けると,他産油国の不満が高まるリス クが高いことだ。原油安でOPECプラスは強い結束を求められているが,そのタイミ ングでカザフスタンが大規模増産に踏み切ったことには注意が求められる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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