NY原油先物5月限(WTI)(終値) 1バレル=67.01(+0.16 +0.23%) ニューヨーク原油の期近は小反発。ウクライナとロシアの停戦期待は引き続き重しだが、トランプ米大統領の介入があっても恒久的な停戦までの道のりは長いと見られていることが相場を支えた。トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は、ウクライナのエネルギー施設やインフラに対する攻撃を30日間停止することで合意し、ウィトコフ米特使は数週間以内に全面停戦を実現できると述べているものの、ウクライナとロシアは武力衝突を続けている。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報ではガソリンや留出油の在庫取り崩しが続いたが、反応は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する関心も乏しかった。 時間外取引で5月限は66.09ドルまで軟化したが、通常取引開始を控えて下げを解消した。通常取引が始まると67.43ドルまで強含み。ただ、上げ幅を消す場面があるなど、上値は重かった。 MINKABU PRESS
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