−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 4) 1020.3 1021.5 1000.7 1009.4 - 14.0 (25/ 7) 1032.6 1032.6 1012.9 1021.1 - 14.1 パラジウム (25/ 6) 972.50 974.00 957.00 960.20 - 17.00 (25/ 9) 975.00 975.00 966.50 968.60 - 16.30 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 19,063 33,166 80,614 (+ 891) パラジウム 3,710 3,196 19,999 (+ 225) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 41,964.63 + 383.32 前日 149.29/31 1.0944/46 ・ナスダック 17,750.79 + 246.67 本日 148.69/71 1.0903/05 ・10年米国債利回り 4.25 - 0.03 ・NY原油 (25/ 5) 66.91 + 0.16 ・SPDR保有金残高 907.27 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。前日比はプラチ ナが14.1〜11.5ドル安、中心限月の4月限が14.0ドル安、パラジウムが 17.00〜16.20ドル安、中心限月の6月限は17.00ドル安。 プラチナ4月限は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて調整売りが続い た。主要な米株価指数はしっかりと推移し、リスク資産の一角であるプラチナを下支え したものの、トランプ米政権の関税政策による世界的な景気悪化が引き続き警戒された ことが重しとなった。 イスラエルとイスラム組織ハマスのガザ停戦合意が破綻したことは安全資産である貴 金属市場の支援要因。ガザ空爆を再開したイスラエル軍は、地上作戦も再開している。 また、トランプ米大統領がイラン最高指導者のハメネイ師に宛てた書簡で、核合意を巡 り2ヶ月の期限の記載があったと米アクシオスが伝えた。この期限が経過すると何が起 こるのか不明だが、米国やイスラエルによる軍事行動が意識されている。 FOMC後のドル売りは引け後のプラチナ相場を下支えした。FOMCの経済見通し では、今年の米国内総生産(GDP)見通しが+2.1%から+1.7%まで下方修正 された。一方で今年の米物価見通しは上方修正された。関税政策の不透明感が反映され ている。 パラジウム6月限は反落。プラチナ相場に連動した。 今日の材料 ・25年の米PCEコアデフレータ見通しは+2.8%、従来は+2.5%=FOMC ・経済は全般に強い=パウエルFRB議長 ・調査は景気不透明感の高まりを強調=同上 ・インフレは2%目標に対してやや高めのまま=同上 ・調査は関税がインフレ期待を高めていることを示唆=同上 ・指標は労働市場の概ね均衡を示唆=同上 ・次回の利上げタイミング、今後のデータ・情報次第=植田日銀総裁 MINKABU PRESS
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