穀物4品見通し=コーンは強気な輸出受け底堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆5月限は今月12日に994セントまで値を沈めた後に一時1021セン
ト台まで戻した。しかし、19、20日は1020セントが上値抵抗線として意識さ
れ、大局的に1000〜1020セントのレンジ相場を形成しつつある。
 米中貿易戦争の激化を受けた米国の貿易縮小が警戒されるうえ、米連邦準備理事会
(FRB)の金利据え置き決定がドルを下支えしていることで上値は重いが、一方で今
春の米大豆作付面積の縮小観測が買い支援要因となっている。
 米農務省(USDA)の作付意向発表を控えていることもあって模様眺めの雰囲気が
強まると見られ、1000〜1020セントを中心にした高下が想定される。
<コーン>
 シカゴコーン5月限は今月11日に477.50セントまで値を切り上げた後に軟化
に転じ450セント台まで値を落とした。ただ、その後の底意は強く、しばらくもちあ
った後、20日の取引では浮上し470セント台まで値を伸ばす場面も見られている。
 大豆が米中貿易戦争による輸出縮小が懸念される一方で、米国のコーン輸出は好調を
維持しており、現時点ではトランプ関税の影響は限られている。
 現在、コーン生産の中核となる後播種コーン(サフリーニャ・コーン)の生育期を迎
えているブラジルでは、産地南部で高温乾燥となり、作柄の低下が警戒されていること
が強気材料。
 米国の今春のコーン作付面積拡大が見込まれているうえ、米農務省(USDA)の作
付意向面積の発表を3月末に控えているため次第に模様眺めの雰囲気が強まりそうだ。
目先は460セントを下値支持線にしてのもちあいになると予想される。ただ460セ
ント割れとなると、投機家の手じまい売りが増え、450セント台半ば〜前半まで下落
リスクあり。
<小豆>
 取組は依然としてゼロであり、手出し難に変化はない。
 MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。