●週間見通し原油、イラン情勢次第で修正高も一時的か＝マーケットエッジ

　前週は６０ドル台中盤から後半でやや底固く推移した。需給緩和見通しから上値の重
い展開が続いていたが、地政学リスクの高まりが若干の安値修正を促した。米軍がフー
シ派を攻撃、イスラエルがガザ地区を攻撃、米財務省がイラン産原油に対する制裁強化
を行ったことなどが材料視されている。供給に大きな混乱は発生していないが、特にイ
ラン産原油を取り巻く環境の悪化が警戒された。短期的な売られ過ぎ感もあり、安値修
正の動きが優勢だった。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスが、超過生産分の穴埋め計
画を発表したこともポジティブ。
　今週は、イラン情勢次第で若干の調整高のリスクを残そう。イスラエルと米国の高官
協議が予定されており、イラン核問題について協議する予定になっている。強硬姿勢が
打ち出されると、地政学リスクの織り込みで７０ドルに迫るような場面も想定しておく
必要がある。ただし、大規模な軍事衝突のリスクが高まらないのであれば、需給緩和見
通しを背景とした戻り売り優勢の地合に変化は生じない見通し。短期修正高狙いか、戻
りを売り込むかの対応になろう。
 予想レンジは６５．００〜７０．００ドル。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• 東京貴金属夜間序盤＝金先限は３円安の１万５９４０円
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  06/16(月) 17:30
• 東京石油夜間序盤＝原油１１月限は３８０円安の６万１６１０円で推移
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  06/16(月) 17:30
• 東京ゴム夜間序盤＝ゴム１１月限は２．５円安の２９１．４円で推移
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  06/16(月) 17:30
• ＜シカゴコーン＞テクニカルポイント
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• ＜シカゴ小麦＞テクニカルポイント
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  06/16(月) 17:20