ゴム午前=総じて堅調、上海ゴム高を好感し地合いを引き締める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。寄り付きでは、上海夜間高を受けて、水準を引き上
げる限月が目立った。中盤に入ると、薄商いの中、日中取引の上海ゴムが小じっかりと
推移したことから、地合いを引き締めている。TSR20は、出来ず。

 午前11時33分現在のRSS3号は前営業日比1.2円安〜2.4円高。活発限月
の8月限は同1.0円高の350.5円、期先26年2月限は出来ず、推定出来高は1
02枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは】
 今日の上海ゴムは、しっかりとなっている。指標限月の5月限は、夜間取引を前営業
日比35元高の1万7000元で終えると、日中取引では一段高となり、1万7085
元まで水準を引き上げる場面があった。
 指標限月の5月限は、20日に一時1万6635元まで下落した。その後、戻り場面
となっているが、節目の1万7000元超では、売りを浴びており、終値ベースで1万
7000元台を回復できずにいる。
 今日の取引で同水準を回復できれば、1万7500元付近が次の戻りのメドになりそ
うだ。一方、再度売り圧力が強まれば、1月7日の安値1万6370元を意識した展開
になるとみる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号はd出来ず。TSR20は買いが先行する展開
となり、1.4〜2.2セント高で推移している。
 上海ゴムは堅調に推移している。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月
限は、前営業日比120元高の1万7085元で推移している。

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