ゴム市況＝下落、中盤以降に上海ゴムが軟化

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
    2025/04　　    2025/08　      2026/03       　2025/04        2026/03
　346.0  - 3.0   349.1  - 7.2   352.0　- 2.0    293.0  - 2.0   294.0  - 2.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　16,720　  -　200元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、下落。序盤は、上海夜間高を受けて、薄商いの中、水準を引き上
げる限月が目立った。また、上海ゴムが序盤は買い優勢となったことも支援材料となっ
た。だが、中盤に入ると、上海ゴムが軟化を開始したことから売りが先行、終盤まで売
り圧力を衰えず、今日の安値圏で取引を終える限月が目立った。ＴＳＲ２０は、出来
ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比７．２〜２．０円安、活発限月の８月限は同７．
２円安の３４９．１円、期先２６年３月限は同２．０円安の３５２．０円、総出来高
は３８２枚、ＴＳＲ２０は全限が同２．０円安。

【産地相場は小じっかり】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号や上海ゴムは下落となったが、産地価格は小じっかりと
した展開になっている。３月２８日のタイ南部の天然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡
しのオファー価格は、前営業日比０．０６バーツ高の８２．１８バーツが提示されてい
る。これで小幅だが４日連続で上昇している。
　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号や上海ゴムがトランプ関税に揺れる中、産地相場はしっかりと
なっている。この背景には、中国系のバイヤーが、トランプ関税について、比較的冷静
な反応を示していることがあるようだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が出来ず。ＴＳＲ２０は午前中から売りが優勢
となり、午後になると期近を中心に一段安となっている。前営業日比は４．１〜０．６
セント安で推移している。

　上海ゴムは、下落。中心限月の５月限は、夜間取引では買いがやや先行し、前営業日
比５５元高の１万６９７５元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤は夜間取引
の強地合いを引き継ぎ買い優勢で推移したが、中盤以降は売りが先行し、一時１万６６
６５元まで下落した。

MINKABU PRESSS

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