石油市況＝原油は総じて大幅続落、相互関税ショックで崩れる

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/10   90,000 +2,000  2025/10   90,000 +2,000  2025/09   63,940 -2,520
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15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近 5月限　69.68 ドル -2.03
ブレント原油 　 夜間取引　期近 6月限　72.87 ドル -1.27
ドル・円相場　15:45 現在   147.19 円  前営業日比  2.59 円の円高
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【市況】
　東京石油市場の原油は総じて大幅続落。前日の海外原油先物は堅調引けしたものの、
引け後の米政権の相互関税発表で大きく崩れたことや、為替も１ドル＝１４６円台後半
まで円高に振れたことに圧迫された。日経平均株価も一時１６００円安以上急落した。
この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引はさらに崩れている。ドバイ原油の現物
も急落している。
　原油は一部限月を除きおおむね２５００以上の急落となった。ガソリン、灯油は約定
しなかったが、名目値で急伸。

　前営業日比は、ガソリン、灯油ともに出来ずだが、名目値で２０００円高。軽油も出
来ずだが、名目値で１４００円高、原油が２７４０円安〜１０円高。中京ガソリンは出
来ず、灯油も出来ず。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が３８６８枚。中京
ガソリンが０枚、中京灯油が０枚。

【原油９月限は上昇後に急落して、引けは６万４０００円台割れ】
　原油は総じて総じて大幅続落。国内夜間取引は海外原油に追随して戻り高値を更新す
る展開となったが、後半にこの日の高値を付けた後、日中取引ではギャップを開いて急
落した。そのあと大幅安水準でもみ合いとなっていたが、午後後半にさらに崩れてこの
日の安値圏で引けた。
　原油６番限の中心限月の９月限は国内夜間取引の後半に６万７６７０円の高値を付け
た後、日中取引では急落して６万３９４０円で安値引けした。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急落】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は急落。５月限は午後３時４５分現在、前日
比２．０３ドル安の６９．６８ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

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