●海外勢が現先合算で1兆2835億円と大規模に売り越す一方、個人は大幅に買い越す 東証が3日に発表した3月第4週(3月24日~28日)の投資部門別売買動向(現物)によると、トランプ米大統領が自動車関税の導入を表明したことが嫌気され、日経平均株価が前週末比556円安の3万7120円と3週ぶりに下落したこの週は、海外投資家が2週ぶりに売り越した。売越額は8416億円と過去最大(1兆5425億円の売り越し)だった昨年9月第2週以来およそ6ヵ月半の高水準だった。前週は2611億円の買い越しだった。海外投資家は先物の投資部門別売買動向でも日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週ぶりに売り越しだった。売越額は4418億円だった。前週は4378億円の買い越しだった。現物と先物の合算でも2週ぶりに売り越し、売越額は1兆2835億円と昨年7月第4週以来8ヵ月ぶりの大きさだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が2週連続で売り越し、売越額は7917億円と前週の755億円から急拡大した。投資信託も3週連続で売り越し、売越額は1822億円だった。 一方、個人投資家は4週ぶりに買い越し、買越額は4782億円と2月第4週以来1ヵ月ぶりの大きさだった。前週は4729億円の売り越しだった。証券会社の自己売買が3週連続で買い越し、買越額は1兆3929億円と前週の4404億円から拡大した。 日経平均が3週ぶりに反落する中、海外投資家が現物・先物合算で1兆2835億円と大規模に売り越す一方、個人投資家は大幅に買い越した。 ■投資部門別売買代金差額 (3月24日~28日) 東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)] ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し 海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 3月 ――― 第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円) 第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円) 第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円) 第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円) 2月 ――― 第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円) 第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円) 第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円) 第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円) 1月 ――― 第4週 ▲3,133 ▲940 1,424 [ ▲909 2,333 ] 39,572円 ( -359 円) 第3週 3,911 ▲309 ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円) 第2週 ▲46 ▲1,300 4,513 [ 2,356 2,157 ] 38,451円 ( -738 円) 第1週 3,435 ▲5,318 7,277 [ 4,135 3,142 ] 39,190円 ( -704 円) 12月 ――― 第5週 ▲657 313 1,315 [ 282 1,032 ] 39,894円 ( -386 円) 第4週 4,956 ▲1,934 ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円) 第3週 ▲4,750 59 1,561 [ ▲1,183 2,744 ] 38,701円 ( -768 円) 第2週 ▲5,092 1,779 ▲3,565 [ ▲3,481 ▲83 ] 39,470円 ( +379 円) 第1週 1,249 2,804 ▲4,806 [ ▲5,363 556 ] 39,091円 ( +883 円) 11月 ――― 第4週 ▲1,794 854 1,409 [ 224 1,184 ] 38,208円 ( -75 円) 第3週 ▲3,300 ▲138 1,784 [ ▲358 2,142 ] 38,283円 ( -359 円) 第2週 1,521 153 14 [ ▲1,557 1,571 ] 38,642円 ( -857 円) 第1週 1,938 766 ▲7,436 [ ▲5,931 ▲1,504 ] 39,500円 ( +1446 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース
有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。