国内市場は大幅続落へ。2025年9月限で3500〜5000円安超の下落を想定 する。 4日の海外原油相場が中国の報復関税を発表し、世界経済の悪化懸念、需要減少不安 から大幅安となったこと、1ドル=145円台前半の円高から売り優勢。週明けのニュ ーヨーク原油夜間取引が大幅続落となり、期近5月限が60ドル割れまで値を崩し、下 値模索を継続から夜間取引の引け値から一段安で寄り付きが見込まれる。株安、商品安 に歯止めがかからず、原油相場も巻き込まれている。 今月4日、米金融機関、ゴールドマンサックスは今年のニューヨーク原油が66ド ル、来年の価格予想を59ドルとしたが、ニューヨーク原油は7日の時間外取引であっ さりと60ドル割れとなり、市場の狼狽ぶりがうかがえる。テクニカル要因からは売り 過剰感が台頭しているが、安値拾いの買いは慎重姿勢が必要な場面。売り方は利を伸ば したい場面。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比2.07ドル安の59.92ドルで推 移。本日これまでのレンジは59.55〜61.18ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】14:00 景気動向指数 2025年2月速報(内閣府) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】18:00 小売売上高 2025年2月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】15:00 貿易収支 2025年2月(連邦統計庁) 【経済】15:00 鉱工業生産指数 2025年2月(経済技術省) ◆ アメリカ ◆ 【経済】4/8 04:00 消費者信用残高 2025年2月(FRB) 【農産】4/8 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】4/8 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS
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