ゴム午前=自律反発、日経平均株価の急反発を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、反発。序盤は、上海夜間は下落したものの、日経平均株価が急反
発となったことや、直近の暴落の反動から買いが先行した。夜間取引の下げ幅を帳消し
に、急反発となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが売り優勢となってい
ることから、上下幅を削る限月が目立っている。TSR20は、出来ず。

 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比2.1〜10.3円高。活発限月の
9月限は同4.1円高の298.1円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は
691枚(前日夜間取引含む)。

【9月限は305円が最初の関門】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、自律反発場面となっている。ただ、日中取引の
上海ゴムが売りとなっているため、徐々に上げ幅を縮小する限月が目立っている。活発
限月の9月限は、序盤に304.8円まで上昇したが、298円付近まで押し戻されて
いる。
 9月限は、先週木曜から昨日の夜間取引までで60.3円もの暴落となった。下げ幅
の3分の1戻しが305円前後であり、現状、同水準で戻りを抑えられている。305
円をしっかり突破すれば、半値戻しとなる315円付近を目指しそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は反発となっており、
3.7〜4.4セントとなっている。
 上海ゴムは大幅続落となっている。午前11時00分現在、指標限月の2025年9
月限は、前営業日比630元安の1万4950元で推移している。

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