きょうのユーロドルは買戻しが強まっており、一時1.11ドルをうかがう展開も見られていた。21日線の上をしっかりと堅持し、1月からの上昇軌道を維持している。ユーロに特段の買い材料は見当たらないが、トランプ大統領の保護主義の台頭でドル離れが囁かれる中、ドル安がユーロドルを押し上げている格好。 一方、今回のトランプ関税の脅威と市場の不安定化で、市場はECBの利下げ期待を高めている。来週のECB理事会での利下げをほぼ完全に織り込んでいるほか、ECBは来年にかけて想定以上に利下げを実施する可能性も指摘されている。 関税を巡る混乱は欧州にとって需要ショックであり、ECBはより大胆な利下げで対応する必要があるかもしれないと述べている。短期金融市場では現在、来週を含めて年内3回の利下げを確実視しているほか、4回の可能性も一部織り込んでいる。 ECBは1月の月報でユーロ圏の中立金利は1.75-2.25%程度を推計していると発表し、市場も今回の利下げサイクルのターミナルレート(最終到達点)をその程度の水準を想定していた。しかし、今回の関税を巡る混乱で1.50%までの利下げもあり得るとし、リセッション(景気後退)の可能性が浮上すれば、1.00%までの景気配慮型の緩和政策も視野に入るという。 EUR/USD 1.1033 EUR/JPY 160.03 EUR/GBP 0.8640 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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