[今日の視点]貴金属=金が続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。銀は円高を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが
円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は68.64ドル高
の3189.27ドル、銀が2セント安の3120セント、プラチナが4.43ドル安
の933.80ドル、パラジウムは9.69ドル安の918.12ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.05/07円で、前営業日の
大引け時点から2.87円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万4855円前後、銀は142.5円前後、プラチナ
は4250円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金は米CPIの伸び鈍化が支援】
 金はきのうの海外市場では、米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けて買い優
勢となった。
 金は米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化が支援要因になった。3月の米CPIは
前年比2.4%上昇し、前月の2.8%から伸びが鈍化した。前月比では0.1%下落
し、2020年5月以来、約5年ぶりの下落となった。米中の貿易戦争激化に対する懸
念も金の支援要因になった。金ETF(上場投信)に投資資金が流入した。
 米ホワイトハウスは、中国に対する追加関税の税率が合計145%になると発表し
た。米CNBCに対し、合成麻薬フェンタニル対策に絡み年初に発動した20%の関税
を合わせた累計と説明した。
 銀はきのうの海外市場では、金堅調や米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け
て買い優勢となった。
【NYプラチナは米CPIの伸び鈍化も株安で上げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化が支援要
因になったが、株安を受けて上げ一服となった。
 プラチナは米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化が支援要因になった。3月の米C
PIは前年比2.4%上昇し、前月の2.8%から伸びが鈍化した。ただ米連邦準備理
事会(FRB)の政策見通しは不透明である。一方、米中の貿易戦争激化を受けて米株
価が急落した。
<今日の予定>
・独消費者物価指数 2025年3月確報(連邦統計庁)
・英貿易収支 2025年2月(国立統計局)
・英鉱工業生産指数 2025年2月(国立統計局)
・米生産者物価指数 2025年3月(労働省)
・米消費者信頼感指数 2025年4月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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