株価指数先物【昼】 3万3000円辺りでのロング対応

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比1480円安の3万3160円(-4.27%)前後で推移。寄り付きは3万3380円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3400円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。寄り付き直後につけた3万3400円を高値にショートの動きが強まり、中盤にかけて3万2660円まで下げ幅を広げる場面もみられた。売り一巡後は下げ幅を縮め、3万3000円~3万3200円辺りでのレンジ推移を継続している。

 日経225先物は一時3万2660円まで売られたが、ナイトセッションでつけた安値の3万2470円までは下げなかったこともあり、終盤にかけてショートカバーを誘う形になったようだ。ボリンジャーバンドの-1σ(3万3960円)を狙ったロングの動きは期待しづらいものの、3万3000円辺りでの底固めが意識されそうであり、ややロング優勢の展開もありそうだ。

 また、4月のSQ値は3万2737.29円だった。日経平均株価は中盤にかけての下落局面でSQを割り込む場面もあったが、その後は同水準を上回っての推移をみせており、ショートは仕掛けにくいところである。

 NT倍率は先物中心限月で13.62倍と前日比変わらずの水準。一時13.73倍まで上昇し、その後は13.54まで低下して25日移動平均線(13.57倍)を下回る場面もみられた。ただ、下ヒゲを残す形で同線を上回って推移しているため、NTロングに振れやすいだろう。

株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。