石油市況=原油は総じて急反落、海外原油安や円高進展で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/10   90,000     ±0  2025/10   90,000     ±0  2025/09   55,930 -1,750
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 5月限 60.80 ドル +0.73
ブレント原油   夜間取引 期近 6月限 64.14 ドル +0.81
ドル・円相場 15:45 現在   144.06 円  前営業日比  2.86 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて急反落。前日の海外原油先物が急反落したうえ、為替も
午前に一時1ドル=142円台に突入して、直近も143円台で推移するなど大幅な円
高に振れていることに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引も軟
調に推移していたが、午後後半から大きく戻しており、東京も大引けにかけて下げ幅を
縮小した。ドバイ原油の現物も朝安後もみ合いで推移していたが、午後後半に戻してい
る。
 原油は一部限月を除きおおむね4ケタ安。ただ安値からは大きく切り返した。また引
き続き8月限から9月限への限月移行の商いも見られた。ガソリン、灯油は約定せず値
動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ず。原油が2780円
安〜2810円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が7107枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油9月限は急落後引けでは5万6000円台割れまで戻す】
 原油は総じて急反発。国内夜間取引の寄り付きでギャップを開いて下落して。その後
も中盤にかけて下落した。ただ後半以降は日中取引の午後前半まで大幅安水準でのもみ
合いが続いた。
 原油6番限の中心限月の9月限は急落後は5万5000円台割れで推移して、安値は
5万4540円まであったが、日中取引の午後後半の戻りで5万6000円近くまで上
昇した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。5月限は午後3時45分現在、前日
比0.73ドル高の60.80ドル辺りで推移。

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