ゴム午前=堅調、上海ゴムの下げ幅縮小を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。。寄り付きでは、上海夜間安に反応が薄く、夜間取引の下
げ幅を縮小する限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小し
たことから、しっかりとした展開になっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時45分現在のRSS3号は前営業日比2.7〜7.1円高。活発限月の9
月限は同7.1円高の293.2円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は150
枚(前日夜間取引含む)。

【9月限は反発だが】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムが夜間取引の下げ幅縮小したことや場
中の円安を好感し、買いが優勢となっている。活発限月の9月限は、292円付近で取
引されている。
 ただ、15日の取引で終値ベースで300円の維持に失敗して以降、徐々に上値を切
り下げている。現状、一代の安値281.0〜300円前後のレンジ相場だが、直近の
動きは、レンジ上放れを試して、失敗となっている。いまは、レンジからの下放れを試
す動きにとなっており、目先、一代の安値281.0円割れには注意したい。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや先行する
展開となっており、0.7〜1.0セント高で推移している。
 上海ゴムは総じて小安い。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、
前営業日比15元安の1万4720元で推移している。

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