[今夜の視点]海外原油=続伸か、イースター前の買い戻しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 今晩の海外原油は続伸か。今週末に米国とイランは再び核開発協議を実施するが、米
国は対イラン制裁を強化しており、両国の対立激化が警戒されることが相場を押し上げ
そうだ。トランプ米大統領は書簡でイランに交渉期限は2ヶ月間であると伝えたと報道
されており、書簡を送付してから2ヶ月であるならば、この期限は来月にも到来する。
 米中貿易戦争で劣勢の米国が、対話を呼びかける中国に従う可能性があることも買い
手がかり。逆風にさらされているトランプ米政権が中国との応酬を繰り返すとは思えな
い。イースターの連休中に次の展開が見える可能性があり、戻り待ちの売りよりも、買
い戻しが優先されそうだ。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】20:00 金融政策決定公表(トルコ中央銀行)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】21:15 理事会結果公表(ECB)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 生産者物価指数 2025年3月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2025年3月(商務省)
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 製造業景況指数 2025年4月(フィラデルフィア連銀)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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