石油市況=原油は急反発、海外原油の騰勢が強まり

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/10   87,000     ±0  2025/10   87,000     ±0  2025/09   56,750 +1,990
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 5月限 63.04 ドル +0.57
ブレント原油   夜間取引 期近 6月限 66.24 ドル +0.39
ドル・円相場 15:45 現在   142.71 円  前営業日比  0.29 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は急反発。前日の海外原油先物が反発したことに支援された。為
替も朝方一時1ドル=141円台前半まで円高に振れたものの、その後は大きく切り返
して、日中取引中には142円台後半と前日大引け時点より円安に振れた。この日のア
ジアの時間帯の海外原油の夜間取引も午後にかけて上げ幅を拡大した。またドバイ原油
の現物も朝高後にさらに一段高となっている。
 原油は軒並み4ケタ高となり、主要限月は2000円以上の急伸となる限月も多くな
った。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
1300〜900円安、原油が1230〜2480円高。中京ガソリンは出来ずだが、
名目値で3000円安。灯油も出来ずだが、名目値で2000円安。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2500枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油9月限は急伸も引けでは5万7000円台を維持できず】
 東京原油は急反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けたあとは急伸して、そ
の後は右肩上がりの展開が午後後半まで続いた。大引けにかけてはやや上げ幅を縮小し
た。
 原油6番限の中心限月の9月限は国内夜間取引の序盤に付けた5万4950円の安値
から日中取引の午後後半には57130円まで急伸したが、引けにかけて5万7000
円台を割り込んだ。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。5月限は午後3時45分現在、前日
比0.57ドル高の63.04ドル辺りで推移。

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