ゴム市況＝総じて反発、中盤の上海ゴム下げ幅縮小を好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  ＲＳＳ３　　　   　           　     ＴＳＲ２０
    2025/04　　    2025/09　      2026/03       　2025/05        2026/04
　296.1  + 8.1   292.1  + 6.0   293.0   0.0     236.0   0.0    238.0   0.0
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 　　　上海ゴム　9月限  　14,545　 　 -　 190元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて反発。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して夜間取引の上げ
幅をやや縮小する限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き
締めたことから、しっかりとした展開になった。終盤に入ると、薄商いの中、上海ゴム
が再度地合いを緩めたことには反応が鈍く、堅調に推移した。ＴＳＲ２０は、出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず〜８．１円高、活発限月の９月限は同
６．０円高の２９２．１円、期先２６年３月限は同変わらずの２９３．０円、総出来高
は２４２枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【９月限はレンジ相場】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことや、
場中の円安を好感し、しっかりとし展開となった。活発限月の９月限は、２９０円台を
回復した。
　８日以降、９月限は２８１.０〜３０５.０円前後のレンジ相場となっている。直近の
値動きは、１４日に３０５．０円まで上昇し、レンジからの上放れを試したが、これに
失敗、翌日から売りに押されている。今日は反発となったもの、前日の高値２９６．３
円を上抜ておらず、目先、レンジ下限を試す可能性がありそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は７月限のみ約定し、１．５セント高。ＴＳ
Ｒ２０は午前中から買いが優勢となると午後は上げ幅を拡大させ、１．７〜２．２セン
ト高となっている。
　上海ゴムは総じて小安い。中心限月の９月限は、夜間取引では売りが優勢となり、前
営業日比１５５元安の１万４５８０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、買いが
先行し、午後には一時プラスサイドに浮上する場面もあった。だが、終盤は再び売り圧
力が強まった。

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