ポンド、市場の変動から恩恵を得る可能性＝ＮＹ為替

　きょうの為替市場はドルの買い戻しが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りに押されている。前日に引き続き東京時間にも１．３４ドル台を付けていたが、上値を抑えられた格好。１．３４ドル台は昨年も上値を抑えられており、抵抗感もあるようだ。

　市場のボラティリティが全体的に上昇する中、為替市場も値の荒い動きが続いているが、ポンドはその変動から恩恵を受ける可能性があるとの指摘が出ている。エコノミストはレポートで、「米国での混乱を背景にポンドは市場変動から利益を得る好位置にある」という。

　要因として、英経済の米関税への比較的低いエクスポージャー、堅調な需要、および英国とＥＵのより緊密な関係を指摘している。

GBP/USD　1.3343　GBP/JPY　188.52　EUR/GBP　0.8570

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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