貴金属は、金は反落して寄り付く見通し。金はニューヨークは小反落も引け後のドル 建て現物相場、NY金の時間外取引が大きく値を落していることから夜間取引で大幅反 落となった流れを引き継いで修整安か。1ドル=142円台後半の円安が下支え要因。 銀はニューヨークの続伸と円安も現物相場は小幅安。出合いがあれば、金安につれ安の 可能性あり。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨークが小幅続落も円安 を受けて下げ幅を縮小か。前半の取引で1ケタ安まで戻す可能性あり。 午前8時1分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は156.28ドル安 の3327.56ドル、銀が10.00セント安の3251セント、プラチナが 13.67ドル安の958.21ドル、パラジウムは11.56ドル安の934.81 ドル。 午前8時1分現在のドル・円相場は1ドル=142.86/87円で、前営業日の大 引け時点から2.55円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万5480円前後、銀は153.0円前後、プラチナ は4290円前後、パラジウムは4400円前後。 【金は米株や米ドル堅調で値を落とすも安全資産需要が支援】 金はきのうの海外市場は、買い過剰感が強まるなか高値警戒感が台頭したうえ、米株 が大幅反発となったことに加え、ドル高となったことで小反落に転じた。 米国ではトランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)に対して利下げを要求する など、関税政策以外にも不確実性の高い材料が浮上したものの、米トランプ大統領がパ ウエルFRB議長の解任について否定したことがドルの買い戻しを促している。 NY金はこれまでの上値追いで一代の高値を更新する場面が続いているが、買い過剰 感が強く、22日は利食い売りがかなりあったもよう。ただ、米国商品先物取引委員会 (CFTC)の報告で取組が45万枚前後で推移し4月上旬までの50万枚前後から縮 小した状態となり、投機筋を含む大手筋の買い越し数も20万枚前後にとどまってい る。買い玉の回転は速いが、1月から2月に比べるとまだ増加余地を残した状態にあ る。安全資産需要が支援材料。どの水準が押し目底になるかを見極めたい。 銀はきのうの海外市場は米株式市場の堅調を受けて金の小反落にも関わらず堅調とな った。 【プラチナはドル安一服や株安が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、米株高を映してプラスサイドで推移する場面も見 られたが、ドル高を受けて戻りを売られてマイナスサイドで終了した。 プラチナはドル高が圧迫要因になった。トランプ米大統領はFRBに利下げを要求し たうえ、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長を批判したものの、同議長の解任につ いては否定したことが安心感を強めたうえ、ダウ平均株価は1000ドル超の上昇を記 録したことがドル買いの動きを活発化させた。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】13:30 第3次産業活動指数 2025年2月(経済産業省) 【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟) 【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁) ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年4月速報(Markit) 【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年4月速報(Markit) 【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2025年4月速報(Markit) 【経済】18:00 貿易収支 2025年2月(EUROSTAT) ◆ 南アフリカ ◆ 【経済】17:00 消費者物価指数 2025年3月(南アフリカ統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】23:00 新築住宅販売 2025年3月(商務省) 【経済】4/24 03:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) 【工業】23:30 週間石油統計(EIA) ◆ カナダ ◆ 【経済】21:30 新築住宅価格指数 2025年3月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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