ゴム午前=まちまち、日経平均株価やドル円が上げ幅縮小を受け売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間は小幅安となったものの、株
高や円安を好感し、地合いを引き締める限月が目立った。だが、中盤に入ると、日経平
均株価、ドル・円ともに上げ幅を削る展開となったことから、売りがやや優勢となり、
一部限月がマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は、出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比13.9円安〜5.9円高。活発限
月の9月限は同0.1円安の285.2円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は
378枚(前日夜間取引含む)。

【9月限は上げ幅を帳消し】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、まちまちとなっている。活発限月の9月限は、
一時292.0円まで上昇したものの、日経平均株価、ドル・円ともに上げ幅を削る展
開となったことから、売りが優勢となり、上げ幅を帳消しにしている。
 9月限は、夜間取引では9日に付けた一代の安値281.0円に顔を合わせる場面も
あり、依然として下値不安が強い。今日午後の上海ゴムの売り圧力が強まれば、一代の
安値を試す可能性がある。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて期近安・期先高
となり、0.7セント安〜1.0セント高となっている。
 上海ゴムは小幅まちまち。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、
前営業日比10元安の1万4605元で推移している。

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