NY金・銀市況=金が反発、押し目を買われる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (25/ 6)  3301.8     3377.0      3301.3      3348.6     + 54.5
          (25/ 8)  3329.9     3404.6      3329.9      3377.9     + 55.3
   銀     (25/ 5)  3356.5     3367.0      3313.5      3350.3     -  4.4
         (25/ 7)  3388.5     3398.5      3346.0      3382.4     -  3.9
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           243,136       398,663       461,239        (-  4,112)
  銀           82,312       126,097       154,146        (+  7,223)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          40,093.40  + 486.83
     前日  143.46/48   1.1314/16   ・ナスダック         17,166.04  + 457.99
     本日  142.59/61   1.1390/92   ・10年米国債利回り      4.31  -   0.07
・NY原油  (25/ 6)   62.79 + 0.52  ・SPDR保有金残高    949.14  +   1.44
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は反発、銀は反落。前日比は金が54.5〜56.6ドル高、中心限
月の6月限が54.5ドル高、銀が4.4〜2.7セント安、中心限月の5月限は
4.4セント安。
 金6月限は反発。時間外取引では、米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて押し目
を買われた。欧州時間に入ると、買いが一巡し、もみ合いとなった。日中取引では、手
じまい売りが出たが、ドル安を受けて押し目を買われた。
 銀5月限は米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて売り優勢となった。
 ニューヨーク金6月限は反発。時間外取引では3301.3〜3377.0ドルのレ
ンジで推移、前日比54.6ドル高の3348.7ドルとなった。6月限は、高寄りし
たのち、米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて押し目を買われた。欧州時間に入る
と、買いが一巡し、もみ合いとなった。
 日中取引では、手じまい売りが出て3316.9ドルまで下落した。その後は、ドル
安を受けて押し目を買われ、3351.8ドルまで上昇した。
 米中の合成麻薬フェンタニルの密輸取り締まり問題を巡る協議は難航していることが
伝えられた。トランプ米大統領は、米中貿易摩擦の緩和に向けて両国が会合を開いたこ
とを明らかにした。ただ中国側は、米国との貿易協議は実施していないと述べた。
 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で3326.5〜3367.0セントのレンジ
で推移し、前日比7.7セント安の3347.0セントとなった。5月限は高寄りした
のち、米中の関税交渉の先行き懸念などを受けて売り優勢となった。欧州時間に入る
と、ドル安を受けて押し目を買われた。
 日中取引では、手じまい売りが出て3313.5セントまで下落した。その後は、ド
ル安を受けて下げ一服となり、3357.5セントまで戻した。
 4月23日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比68万4237オンス減の
4194万9907オンス、銀は84万9393オンス増の4億9774万0659オ
ンス。

今日の材料
・4月の独IFO業況指数は86.9と、前月の86.7から予想外に上昇した。市場
予想は85.2だった。
・3月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比5.9%減少し402万戸となった。
市場予想は413万戸だった。
・米新規失業保険申請件数は22万2000件と、前週から6000件増加した。増加
数はわずかにとどまり、トランプ米政権が掲げる関税措置で先行き不透明感が高まって
いるにもかかわらず、労働市場がなお底堅く推移していることが示された。
・米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、関税が経済にどのような影響を与え
ているかについてFRBが明確な見通しを得るには今年後半までかかると述べた。
・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、不確実性が高い状況下で、連邦準備理
事会(FRB)は金融政策を巡り忍耐強く対応する必要があるとの考えを示した。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は、トランプ米政権が
掲げる関税措置は、ユーロ圏最大の経済国であるドイツの経済成長に「重大な」リスク
をもたらすと述べた。
・3月の米耐久財受注は前月より9.2%増えた。民間航空機が大幅に伸びたものの他
は総じて低調だった。市場予想は2.0%増。2月は0.9%増に改定された。
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