●短期見通し原油、需給緩和で上昇余地は乏しい=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの織り込みが優勢になる見通し。相互関税によって世界経済の先行き
不透明感は急激に高まっている。石油輸出国機構(OPEC)に続いて、国際エネルギ
ー機関(IEA)も需要見通しを引き下げるなど、需要見通しの悪化は明らかである。
しかも、この状況で石油輸出国機構(OPEC)プラスは着実に増産を進める見通し。
需要と供給の双方から需給緩和圧力が強まりやすい。米中通商環境の改善期待、ドル安
はポジティブだが、需給緩和見通しから戻り売り優勢の地合が想定され、改めて60ド
ル割れを打診しよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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