NY時間の終盤に入って、ドル円は142円台前半での推移となっている。ドル円は下値模索が続き、瞬間的に141円台に下落する場面も見られたものの、142円付近にはオプション絡みの買いオーダーが観測されているほか、過度に摘み上がっている円ロングの巻き戻しも観測され、いまのところは142円台をかろうじて維持している。ただ、下値攻めの流れは継続している状況。 本日の市場は米株式市場が上昇し、米国債も買われ、利回りが低下するなど全体的には落ち着いている。しかし、ドル安の動きは続いており、ドル円を圧迫。また、円高も続いている。 明日から日銀決定会合が開催され、木曜日に結果が公表される。今回はトランプ関税の影響を見極めるため、政策は据え置かれる見通し。一方、基調インフレが目標の2%に近づいていけば、今後も利上げを進める大枠の方針は維持されると見られている。ただ、成長見通しは下方修正されると見られているようだ。今回は特に円相場を大きく動かす材料にはならないとの指摘も出ている。 円は安全資産からの需要で、金利差から推計される水準以上に上昇。そのような中、貿易動向がリスクプレミアムを低下させるかを監視することが重要との指摘が一部から出ている。もし、米国債のボラティリティが低下し続ければ、安全資産からの需要で積み上がった円ロングに、短期的に圧力がかかり、円安が見られる可能性もあるとの見方も出ていた。 ただし、きょうのところは、その動きは出ていない。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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