石油市況＝原油は続落、海外原油の急落も午後の円安で下げ幅縮小

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/11   87,000     ±0  2025/11   85,500 -1,500  2025/10   53,520  新甫
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近 6月限　58.13 ドル -0.08
ブレント原油 　 夜間取引　期近 7月限　60.86 ドル -0.20
ドル・円相場　15:45 現在   144.37 円  前営業日比  1.83 円の円安
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【市況】
　東京石油市場の原油は続落。前日の海外原油が大幅続落となったことに圧迫された
が、この日の日銀金融政策決定会合後に大幅な円安に振れていることで、午後から下げ
幅を縮小した。アジアの時間帯の海外原油の夜間取引はもみ合いで推移したが、引け後
に軟化している。この日のドバイ原油の現物も急落寄り後さらに崩れている。
　原油はおおむね３ケタ安で引けた。ガソリンは約定せず値動きなし、灯油も約定しな
かったが名目値で急落。
　原油４月限の最終決済価格は６万１５６０円。

　前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ずだが、名目値で１５００円安。軽油
も出来ずだが、名目値で２００〜１００円安、原油が１１１０〜４７０円安。中京ガソ
リンは出来ず、灯油も出来ずだが、名目値で１５００円安。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が２４０７枚。中京
ガソリンが０枚、中京灯油が０枚。

【原油９月限は５万３０００円台に崩れる】
　東京原油は続落。国内夜間取引の前半はいったん安値から戻したが、そこでこの日の
高値を付けると、再び急落して中盤に再び底割れした。日中取引では下げ幅を縮小する
展開となり、とくに午後は円安進展で戻り足を加速した。
　原油６番限の中心限月の９月限は５万３２２０円の安値から引けは５万３７００円ま
で戻した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅安】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は小幅安。６月限は午後３時４５分現在、前
日比０．０８ドル安の５８．１３ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

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