●短期見通し原油、需給緩和で戻りは売り場に＝マーケットエッジ
需給緩和見通しの織り込みが優勢になる見通し。世界経済の減速による需要不安が強 まる中で、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスは大規模な供給増に踏み切る。ＯＰＥＣ プラスの戦略については先行き不透明感もあるが、いずれにしても減産体制からの離脱 を急いでいる以上、大規模な供給拡大が続くことになる。国際原油需給の緩和が、原油 相場の値下がりに直結しよう。通商環境の改善期待を前提にしても、マクロ需給要因で 値下がり傾向が続く見通し。支持線は５５ドルまで切り下がる。 （マーケットエッジ・小菅 努）
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