石油市況＝原油は大幅続伸、連日で４ケタ高の続騰

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東京石油の先限相場表（帳入値と前営業日比）
      東京ガソリン           　 東京灯油           　    東京原油
2025/11   84,000     ±0  2025/11   81,000     ±0  2025/10   57,190 +1,480
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15:45 現在
ＮＹ原油　　　　夜間取引　期近 6月限　61.94 ドル +0.92
ブレント原油 　 夜間取引　期近 7月限　64.78 ドル +0.87
ドル・円相場　15:45 現在   146.14 円  前営業日比  0.86 円の円安
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【市況】
　東京石油市場の原油は大幅続伸。９日の海外原油が続伸したうえ、為替も１ドル＝
１４６円台へ円安に振れていることに支援された。週明けのアジアの時間帯の海外原油
の夜間取引も堅調に推移している。また引け後の午後４時に後述する先週末の米中貿易
交渉の詳細が発表されたことで、海外原油が一段高となり、ドル高も進展したことで円
安がさらに進展している。
　原油はおおむね４ケタ高となった。また９月限から１０月限の限月移行の商いが目立
った。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

　前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
２００円高、原油が９４０〜２７００円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
　推定出来高は、ガソリンが０枚、灯油が０枚、軽油が０枚、原油が６９７０枚。中京
ガソリンが０枚、中京灯油が０枚。

【原油１０月限は急伸後５万７１９０円で高値引け】
　東京原油は大幅続伸。前週末の国内夜間取引の前半にいったん高値を付けた形で中盤
にかけて崩れたが、週明けにはギャップを開いて上昇し、午後後半にさらに一段高とな
った。
　原油６番限の中心限月の１０月限は国内夜間取引の５万５５８０円から週明けの大引
けには５万７１９０円まで急伸した。
【米中貿易交渉での合意内容】
　ベッセント米財務長官とグリア米通商代表部（ＵＳＴＲ）代表がスイスの現地時間午
前９時（日本時間午後４時）から記者会見で発表したところによると、中国は米国製品
への関税を90日間１２５％から１０％に引き下げ、米国は中国製品への関税を９０日間
１４５％から３０％に引き下げることで合意した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急騰】
　ニューヨーク原油の夜間（時間外取引）は上伸。６月限は午後３時４５分現在、前日
比０．９２ドル高の６１．９４ドル辺りで推移。なお国内引け後に６２ドル台後半まで
急騰している。

MINKABU PRESS

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