きょうの為替市場はドル買いが強まっており、ドル円は一時148円台まで急上昇する場面が見られた。週末の米中貿易協議に進展が見られたことで市場は全体的にリスク選好の雰囲気が強まっている。 米中は週末にスイス・ジュネーブで行った貿易協議で、相互の関税率を一定期間引き下げることで合意した。90日間の猶予が設定され、米国は中国に対する関税率を今月14日までに145%から30%に引き下げる。中国も関税率を125%から10%に引き下げた。 市場からは想定以上の緩和との受け止めも多く、リスク回避の雰囲気を高めているようだ。 金曜日に米商品先物協会(CFTC)が発表したIMM投機筋の5月6日付の建玉報告によると、円の買い越しは前週から減少こそしていたものの、過去最高水準に変化はなく、レバレッジ・ファンドにおいては2019年以来の高水準となっていた。円ロングが過度に積み上がっている状況に間違いはなく、米中のニュースで一気に円ロングの巻き戻しを呼び込んでいる模様。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 12日(月) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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