●短期見通し原油、通商リスク軽減でも戻り売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの織り込みが優勢になる見通し。通商問題の軽減期待が浮上するも、
世界経済の減速による需要不安は維持される。一方、石油輸出国機構(OPEC)プラ
スは大規模な供給増に踏み切ることで、需給緩和見通しは強化される。マクロ需給要因
では、先高観の形成は難しい。60ドル台では上値の重さを再確認する見通し。価格低
下でOPECプラス以外の供給を抑制することが求められる。15日に国際エネルギー
機関(IEA)月報の発表が予定されている。支持線は55ドルまで切り下がる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。