●短期見通し原油、６０ドル台は維持できない見通し＝マーケットエッジ

　需給緩和見通しの織り込みが続く見通し。米中関税引き下げ合意で投資家のリスク選
好性が高まるも、先安感は維持される。通商リスク軽減でも需要は伸び悩む一方、石油
輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスは大規模な供給増に踏み切ることで、年間を通じた需給
緩和見通しは強化される。マクロ需給要因では、先高観の形成は難しい。しかも、イラ
ン「核合意」への期待も浮上しており、地政学リスクの織り込みも困難になっている。
このまま６０ドル台では上値の重さを再確認する見通し。まずは５５ドルがターゲット
になる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• ＮＹ金９月限は１２．５ドル高の３３３７．７ドルで推移
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• 東京貴金属夜間中盤＝金先限は５４円高の１万６０２３円
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• 東京石油夜間中盤＝原油１２月限は４５０円高の６万２６４０円で推移
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• 金は３３７５ドル付近で取引を開始＝ＮＹ金オープン
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