石油市況=原油は反発、円高にも海外原油が朝方急伸して

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/11   84,000     ±0  2025/11   81,000     ±0  2025/10   56,570   +410
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 7月限 62.71 ドル +0.68
ブレント原油   夜間取引 期近 7月限 66.13 ドル +0.75
ドル・円相場 15:45 現在   143.54 円  前営業日比  0.90 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は反発。為替が1ドル=143円台後半まで円高に振れるなか、
前日の海外原油先物は小動きだったものの、イスラエルがイラン核施設への攻撃を計画
中という米当局者の発言を米CNNが報じたことで、朝方の夜間取引で急伸したことで
東京も支援された。ただ海外原油がその後高値から大きく上げ幅ほ削ったことで、東京
も高値からは軟化した。この日のドバイ原油は堅調に始まったあと午後後半に上げ幅を
削った。
 原油は全限月が3ケタ高で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が240〜920円高。中京ガソリンは変わらず〜1000円高、灯
油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1513枚。中京
ガソリンが1枚、中京灯油が0枚。

【10月限は朝方急伸も5万7000円台は維持できず】
 東京原油は反発。国内夜間取引の序盤にこの日の安値を付けた後もみ合いで推移した
ていたが、朝方に急伸してこの日の高値を付けた。しかしその後の日中取引では大引け
まで上げ幅を縮小する展開となった。
 6番限である10月限の安値は夜間取引の序盤の5万5820円から朝方に付けた5
万7370円まで急伸。しかし、その後は5万6000円台半ばまで上げ幅を削った。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。7月限は午後3時45分現在、前日
比0.68ドル高の62.71ドル辺りで推移。

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