需給緩和見通しの織り込みが続く見通し。米中関税引き下げ合意が実現したが、需給 緩和見通しに変化は見られない。需要は伸び悩む一方、石油輸出国機構(OPEC)プ ラスは大規模な供給増に踏み切ることで、年間を通じた需給緩和見通しは強化される。 OPECプラスは、7月も大規模な供給増を続ける可能性が高まっている。イラン核合 意への期待感後退はポジティブだが、地政学リスク主導で大きく上昇する必要性は乏し い。このまま60ドル台前半では上値の重さを再確認する展開が続く見通し。60ドル を割り込むと、55ドルがターゲットになろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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