きょうの為替市場でドル円は買い戻しが優勢となっており、一時144円台まで上昇する場面も見られた。本日はリスク回避の雰囲気が後退しており、ドル円は買い戻しが膨らんでいる模様。連休中にトランプ大統領の関税政策が再び急変。大統領はEUに対する関税を6月1日から50%に引き上げる方針を示していたが、それを7月9日に延期すると発表した。市場は、トランプ大統領の貿易政策の朝令暮改に慣れてきた面もあるが、素直にポジティブな反応を見せている。 一方、日本政府が債券市場の安定化策を検討しているのではとの観測がいくつか伝わった。これにより急上昇していた日本国債の超長期債利回りが低下したことも、ドル円を下支えしているようだ。それに伴って米国債利回りも低下しており、30年債が5%を下回っている。日本国債の利回り低下は、本邦勢の米国債への需要とそれに伴うドル資産の安定に繋がると考えられている模様。 ただ、ドル離れへの懸念は根強く、145円に接近すると売りオーダーも多数観測されている模様。本日はこのあと日本時間23時に5月調査の米消費者信頼感指数が発表される。弱いソフトデータが続いており、今回の消費者信頼感指数はどうか注目されるが、それが雇用やインフレ、小売売上高、生産などのハードデータに現れるか、今後の市場の注目の1つではある。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 27日(火) 現行付近にはなし 28日(水) 143.00(18.1億ドル) 30日(金) 140.00(2.8億ドル) 143.00(30.6億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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