きょうの為替市場、ドル円はNY時間にかけて伸び悩む展開を見せており、144円台半ばまで急速に下落している。トランプ関税巡り米国際貿易裁判所が関税差し止めを命じたことで、東京時間にはリスク選好の円売りやドル買いが強まった。ドル円も一時146円台まで上昇。 しかし、その上げを維持できず失速している。ドル離れへの警戒感が根強く、ドルは上昇したところでの戻り待ちの売り意欲が強いようだで、ドルに対する長期的な弱気見通しに変化はない模様。ホワイトハウスは控訴する方針を既に発表しているが、トランプ関税を確実に実行するなら多数の代替措置があるとの指摘も多く出ている。 関税とその報復措置の一方、トランプ大統領の度重なる関税賦課の延期と撤回で市場の動揺が続いているが、今回の裁判所の判決は投資家の判断をいっそう難しくする。その光景がまた、外国人投資家の米国離れを助長し、根強いドル安シナリオに繋がっているとの指摘も聞かれる。 ただ、ドル円については、円ロングが過剰に積み上がっており、きっかけがあればその巻き返しが出やすい状況に違いはない。ただ、本日のドル円の一時的な急上昇は、円ロング解消に一役買った面があったかもしれない。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は145円に観測されている。 29日(木) 145.00(16.7億ドル) 30日(金) 143.00(33.9億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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