ドル安の動きが続く中、ドル円は144円台前半まで下げを広げている。21日線を再び下回る動き。一時は節目の145円を突破し、東京時間には146円台まで上昇する場面も見られた。しかし、その上げを維持できてない。この日発表の米GDP改定値や米新規失業保険申請件数がいずれも弱い内容となったこともドル安を誘発している模様。 本日の動きを見ると、ドルへの長期的な弱気見通しに変化はなさそうだ。トランプ関税巡り米国際貿易裁判所が関税差し止めを命じたことで、ドルは買い戻しが膨らんでいたが、トランプ関税を確実に実行するなら多数の代替措置があるとの指摘も多く出ている。 関税とその報復措置の一方、トランプ大統領の度重なる関税賦課の延期と撤回で市場の動揺は続いているが、今回の裁判所の判決は投資家の判断をいっそう難しくする。その光景がまた、投資家の米国離れを助長し、根強いドル安シナリオに繋がっているのかもしれない。 ただ、ドルが基軸通貨としての地位を失うとの見方までは行き過ぎとの指摘も少なくない。ユーロや人民元ではドルに置き換えれないとの見方は多い。しかし、外貨準備の6割程度をドルが占めているが、今後、その比重は小さくなる可能性はありそうだ。それでもせいぜい5割程度までかもしれないが、その場合でもドル売りの需要は相当程度ある。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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