株価指数先物【昼】 膠着ながら調整一巡から+1σ水準を試す可能性も

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比500円安の3万7910円(-1.30%)前後で推移。寄り付きは3万7850円と、シカゴ日経平均先物(3万7915円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。現物の取引開始後ほどなくして、3万7750円まで下げ幅を広げた。ただし、ナイトセッションでつけた安値(3万7720円)は割り込まず、終盤にかけては3万7950円まで下げ幅を縮めている。

 売り一巡後は下げ幅をやや縮めたものの、リバウンド狙いのロングの動きは限られ、200日移動平均線(3万7510円)とボリンジャーバンドの+1σ(3万8030円)での狭いレンジ内で推移している。膠着ながらもこのレンジの上限近辺で推移しているため、+1σの突破を試す動きは意識されそうだ。朝方の下げで前日の急伸に対する持ち高調整の動きは一巡したと考えられ、仕切り直しによるロングの動きを見極めたいところであろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.57倍に低下して推移。前日に突破していた25日線(13.64倍)を割り込んで始まると、その後は-1σ(13.56倍)まで下げてきた。リバランスも一巡したとみられるなか、反転をみせてくる可能性はありそうだ。

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