●今夜のシナリオ原油、週末のＯＰＥＣプラス会合を控え＝マーケットエッジ

　アジアタイムは６０ドル台後半で小幅安になっている。週末３１日に石油輸出国機構
（ＯＰＥＣ）プラスの協議が行われるが、７月の大規模な供給増が合意されるとの見方
が織り込まれると、６０ドル割れを打診する可能性がある。日量４１万１０００バレル
の供給増がメインシナリオになる。需給緩和見通しの売りが続くかが焦点になる。一
方、通商環境の改善期待、イラン情勢の悪化リスクなどが材料視されると、６１ドル台
まで切り返す展開になろう。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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